HANDからうまれるHAPPY

ネイルや、ハンドメイドアクセサリー、美容など「手」からうまれるワクワクを綴ります。

ネイリストをめざすまで

ネイルのプロになりたい!と、行動を起こしたのは今年に入ってからですが、私がネイルに興味をもち始めたのは中学校を卒業する頃でした。

 

今でこそ小学生の頃からメイクする子どももいるみたいですが、私の世代であれば小学校を卒業したぐらいからメイクやネイルに興味をもち始め、実際にできるのは高校生になってから…という人が多かったのではないかと思います。

 

私は私服通学で校則のない高校に通っていたため、いつもポリッシュを塗って通学していました。安いポリッシュなら高校生のお小遣いでも買えたので、すごい勢いで本数が増えていったのを覚えています。すぐに「ただ塗るだけ」には飽きてしまい、雑誌でネイルアートの方法を見ながらいろいろ試していました。

幸い、もともと手先が器用なほうだったこともあり、グラデーションやマーブルなどいろんなことができるようになるのが楽しすぎて、ネイルってなんておもしろい世界なんだ!とハマりまくり。また、同じ塗るなら手を綺麗に見せたいとも考え始め、フリーエッジが出ないようにパツパツに切っていた爪を伸ばしてファイルで綺麗に整え、高校を卒業する頃には甘皮周りのケアもするようになりました。

大学生になっても週に1回、週末には必ずポリッシュオフ〜アートまで行い、常に爪には色がある状態で過ごしてきました。

 

では、そんなにネイルが好きなのに、なぜ若い頃にネイリストをめざさなかったのか?

ひとつは、ネイリストという職業が今ほど身近な時代ではなかったこと。私がいわゆる進路選択をしたのは90年代の終わりですが、その頃は雑誌で見る「ネイルアーティスト」は芸能人御用達の方々でした。ネイルサロンもちらほら増えていたものの、今と比べると値段が恐ろしく高く、普通の高校生や大学生には通えない場所。また、スカルプの派手なイメージが先行し、ネイルサロンは怖いとも思っていたんです。

そしてもうひとつ。こっちのほうが大きな理由かも。高校がまあまあの進学校で、大学以外に進学するという選択肢すら自分の中になかったということ。当時はほかになりたい職業があり、そのために大学に進学し、大学でも普通に就職活動をしたため、ネイルを仕事にしようとは思っていませんでした。

 

職業選択に「ネイル」が入ったのは、新卒で入った会社の仕事がまったく合わず、1年で退職することを決めたとき。

これから何をするかと考え、選択肢が2つ出てきました。1つはネイル。もう1つは文章を書く仕事。ここでも私は、ネイルへは進みませんでした。1年で辞めた会社は、普通に就活をした人なら誰もが知っている大手企業。もちろん辞めたくて辞めたのですが、プライドはズタズタでした。だからまずは会社員としてちゃんと働きたいと思ったんです。ネイルは好きだけど、大学まで出してもらった手前、このタイミングで美容業界に行くなんて親に言えない…そんな気持ちもありました。

それから10年以上、広告業界で文章を書く仕事、いわゆるコピーライターをしていました。文章を書くことも小さい頃から好きだったので、これはこれで希望がかなったわけです。広告の仕事は楽しかったし、勤めていた会社も大好きでした。しかし、毎年同じようなことを繰り返している中で、30歳を過ぎた頃から、このまま10年20年と過ごす想像はできないなぁ…とぼんやり思うように。そこでまた「ネイル」が頭の中をちらつき始めました。

そして35歳を目前に、異業種への転身はギリギリだと判断して広告会社を退職。今度は本気でネイルをやりたい!と初めて覚悟を決め、職業訓練でネイルを学んでいるところです。

この10何年間も、ネイルはずっとしていました。ネイルサロンが庶民にもようやく手が届くようになり、ジェルがすごい勢いで進歩した10年だったと思います。私は28歳のとき、ポリッシュを卒業。数年間サロンに通い、ここ2年ほどは自分でジェルをしていました。

 

今は訓練中で、毎日練習で爪を使うため、中学生以来の素爪で過ごしています。毎日の練習は難しいことも多いけどとても楽しく、もうちょっと早くこの道を選べばよかったかなと思うこともしばしば。まだまだ身につけなければいけないことが山積みですが、頑張って乗り越えます。

 

長い自分語り失礼いたしました!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。それではまた。